四国霊場第八番 熊谷寺様にご依頼いただき、「令和八年度 熊谷寺華納経」に使用する四季の水彩画を制作しました。




四国お遍路でいただく「お納経」の絵
熊谷寺様は、四国八十八ヶ所霊場のお遍路で訪れるお寺のひとつです。
その歴史は古く、創建はなんと弘仁6年(815年)とのこと。現在も江戸時代の仁王門や室町時代の座像が残る、由緒あるお寺です。
四季折々の花や植物を楽しめることも熊谷寺様の大きな魅力のひとつで、毎年、花の絵が入った「華納経」を作られています。
(お遍路では、御朱印ではなくお納経をいただくのですね。)
このたび私は、令和八年度華納経の背景画をお任せいただきました。
春は、蜂須桜。
夏は、紫陽花。
秋は、山紅葉。
冬は、椿。
お寺で撮られたお写真をもとに、これらの草花をテーマにしたデザインを制作しています。
お寺らしい風景を織り交ぜた花の水彩画
例年の華納経は花を大きく描いたデザインでしたが、今回はそこに熊谷寺様らしい風景も取り入れ、お寺を訪れた思い出とより結び付くようなものにしてはと思い、このようなデザインをご提案しました。
華納経の主役はあくまで朱印や筆書きです。絵がそのさまたげにならないよう、副住職様とご相談しながら配置や濃淡を調整し、画面を作っていきました。
仕上がりには大変ご満足いただけたとのことで、とても光栄に思います。
また、印刷データに加えて原画も納品しました。こちらは参拝者の方々に見ていただけるとのこと。多くの方に絵を楽しんでいただけましたら幸いです。
この度はご依頼いただき、誠にありがとうございました。

